皆さま、こんにちは。

さて今日は、自社のTwitterアカウントを任された運用担当者の皆さまと接する機会の多い私が、現場で感じた意外と知られていない「Twitterのトンマナ」についてお伝えしたいと思います。

そもそもトンマナって何?


皆さま、トンマナってご存知でしょうか?

トンマナ=トーンアンドマナー
主に広告やブランド戦略における、デザインやメッセージなどの一貫性、統一感。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

知らなかったよ!という方も慌てずに。

Webデザインや広告に携わる方には、確かに馴染みの深い言葉ですが、一般的な用語ではありませんのでご安心ください。

企業Twitterの担当者も意外とトンマナを知らない?

Twitter担当者の方とお会いし、トンマナのことをお伝えすると、

「そうですよね。(うんうん)」

「うちはそれがなく始めちゃったからなー。」

「それは良いこと教えてもらいました。」

というお声をいただくことが少なくありません。

これはトンマナの考え方自体が、そんなに難しい話ではないので、そもそもあまり伝える人がいないのが原因ではないかと感じています。また言葉を知らなければ、調べようもないというのもありますね。

その度に私が「トンマナって考え方はですね〜(ドヤ顔)」とするのは終わりにして、記事にしてお伝えしておこう!となったわけでもあります。

トンマナはとっても便利!

さて、トンマナは先の言葉の意味にもあったように、主に広告におけるデザインの一貫性、統一感を持たせることに使われてきました。そこからwebサイトの制作などでも広く使われていったわけですが、「複数の人が関わるための共通認識、ルール」として、とても便利な言葉ですから、web制作の現場で日常的に使われるのは当然と言えば当然です。

例えば、企業サイトに追加ページの作成依頼を新しいデザイナーへ依頼する場合にも、

「サイトのトンマナに合わせて」

と伝えれば、フォントや色、文体などの表現が統一されるわけです。
(今のWebデザイナーさんは、伝えられなくてもトンマナを合わせます。)

SNS、Twitterにもトンマナっているの?

もしかしたらTwitterにトンマナといってもピンと来ない方もいるかもしれません。でも、トンマナは「一貫性、統一感」という意味でも、SNS運用とくに企業Twitterアカウントにおいては重要で外せないものです。

SNS担当者のお悩みの中に、「前任者から引き継いだが、どうつぶやいて良いかが浮かばず、運用が止まってしまった」というケースが少なくありません。とくに前任者の方が投稿センスが良いと、なおさら引き継がれた方は、抵抗を感じてしまうようです。

もし、そこに会社で定めたトンマナがあれば、どうでしょうか?

担当者が異動や退職で交代しても、外からは運用担当者が変わったと思われることなく、バトンタッチすることが可能になるわけです。もっと言えば、複数名で一つのアカウントを運用することも非常にやりやすくなります。

つまり、企業Twitterにトンマナがあれば、属人化を防ぐことができるようになります。

もしSNS運用を引き継いで手が止まってしまった担当者の方は、このトンマナに思い当たることがあれば、ぜひ社内で問題提起してみてください。

でも、Twitterのトンマナってどう考えればいいの?

考え方はいくつかありますが、経験的に以下の順番で考えていくとイメージがしやすいようです。

まずは、大枠でパターンを決める

どんなパターンが良いのか、キッチリした感じか、ラフな感じか、またはキャラクターを立てるのか、ここを仮決めしましょう。

当社が設計をサポートする場合は、お客様がイメージしやすいように以下のパターンをご案内しています。

左から右にいくにつれてキャラクターの個性が強くなっていきますが、ここから自社のアカウントとしてどのパターンが相応しいかを決めて行きます。

投稿例を考えてみる

パターンが決まったら、いくつかの投稿案を作成してみましょう。イメージがしやすいように、こちらのAとDの投稿サンプルをご覧ください。

Aパターン
【イベントのお知らせ】
いつも本サービスをご利用頂き、ありがとうございます。
このたび1000万DL突破を記念いたしまして、
△月△日△時〜△日△時までアンケートを開催いたします。
応募方法をご確認の上、是非ご応募頂けますと幸いです。

Dパターン
【イベントのお知らせ】
ふんふん~♪ 1000万DL突破を記念して、
△月△日△時〜△日△時まで久しぶりのアンケートを開催しちゃうよん!
応募方法をよく読んで、みんな応募してねん♪

いかがでしょうか?だいぶ感じが変わりますよね。また作ってみると、自社のイメージにしっくりくるかどうか、なども掴むことができます。

何より、これがあれば社内での意思決定の際にもとても役立ちます。(キャラクターをしっかり作り込んだのに役員の反対に合った、なんてことにならないように草案段階で関係者に根回しもできたら進めてください。)

運用目的に応じたトンマナを選択する

情報発信やイベント情報を主体に行うアカウントの場合は、比較的カッチリとしたもので良いですが、ユーザーとの双方向の関係を強化するのであれば、共感を生みやすいCやDの個性を持たせられるトンマナを当社ではおすすめしています。

企業Twitter公式アカウントのキャラクター

実際に企業アカウントをキャラクターで運用しているところはたくさんあります。興味のある方はこちらの記事もぜひ参考にしてみてください。

SNS(ソーシャルメディア)運用Tips:キャラクター設定のすすめ

トンマナを使った応用例

実はトンマナは、1アカウントに1つだけ、というわけではありません。少しだけ応用例をご紹介します。

  • キャンペーンの時だけ別のキャラクターを登場させる
  • 運用目的、方針変更時に別のトンマナを設定する
  • 複数のトンマナで投稿内容ごとに使い分ける

などなど。トンマナを設定しておくことで、Twitter運用を柔軟に進めることができます。

さいごに

Twitter運用が止まってしまった、なかなか投稿が続けられない、といったお悩みの担当者の方は1度このトンマナをあらためて考えてみてはいかがでしょうか。

当社では、トンマナのご提案だけでなく、投稿案のお手伝いからSNS運用代行まで、お客様の様々なお悩みに対して支援しております。

ぜひお気軽にお問い合わせください。

当社サービスについては、「 SNS運用代行について」もご覧ください。