投稿内容が「お知らせ掲示板」状態の企業アカウントでは響かない

企業アカウントの運用リニューアルのご要望をお受けし、その企業アカウントを観ると、
Webサイトの「お知らせ掲示板」状態になっていることが多くあります。
SNS(ソーシャルメディア)は一般の方が創り合っているコミュニティであり、フレンドリーかつカジュアルな小社会です。そのコミュニティに、角ばったビジネスマンが、PR原稿(プレスリリース)を投稿し続けても、SNSユーザーには響きません。


目次
・投稿内容が「お知らせ掲示板」状態の企業アカウントでは響かない
・運用前に必要なプロセス「キャラクター設定」
・キャラクター設定:広報担当者やSNS運用担当者(中の人)の場合
・キャラクター設定:キャラクター(企業マスコット)の場合
・キャラクター設定:複数型
・まとめ:SNS運用は長期戦


運用前に必要なプロセス「キャラクター設定」

ユーザーに響く投稿にするためには、既存アカウントの投稿内容を振り返り、文章のテイストを改善する必要があります。
PR原稿(プレスリリース)のような硬イメージ以外のテイストと言われても、担当者がライティングに長けていない場合、何を基盤に原稿作成をしていいものか途方に暮れる点でもあります。
そこで、その企業アカウントの投稿文章には「キャラクター設定」が必要となるのです。

※弊社SNS運用リニューアルプロセスの、最初のステップにある「キャラクター設定」

キャラクター設定:広報担当者やSNS運用担当者(中の人)の場合

広報担当者であっても、カスタマーサポート担当者のように固い場合や、若い女子社員の軽いテイストにしたり、パターンはいろいろあります。
また担当者の入れ替え時期の投稿には、前任者と変わらない投稿頻度など運用の安定は必須で、ファンとのコミュニケーションを怠らない引き継ぎが必要です。

<投稿イメージ例>
・社内だからこその自虐ネタを投稿
・広報の新人が担当する場合は、初々しさを感じられる投稿
・基本は真面目な広報社員としてストレートで面白い投稿を続ける
など

※参考企業アカウント:Twitter投稿

キャラクター設定でSNS担当者である(中の人)の投稿を例を見てみましょう。

NHK広報局

@NHK_PR
「中の人」を広めたNHK広報ですが、キレのある自虐ネタ投稿は秀逸。

ノザキ(ノザキのコンビーフ)‏

@nozaki1948
「#(ハッシュタグ)自社製品を自虐してみた」で複数企業が自虐投稿をする中、真面目な担当者の熱い思い投稿は、この自虐ツイートが続く中、逆手にとったセンスがTwitterで話題に。

SHARP シャープ株式会社

@SHARP_JP
Twitterのアンケート機能を利用し、ユーザーから回答を集計。選択回答がすでに面白く、投稿内容もチカラが抜けている感じがとてもユニーク。

キャラクター設定:キャラクター(企業マスコット)

すでに商品やサービス、または企業にオリジナルマスコット(キャラクター)がある場合、可能な限り利用することをお勧めします。
もし利用可能であれば、SNSでの語りべとして登場させるにあたり、どのような性格なのか、出身はどこかなど、設定を再確認すると更に面白い投稿に繋がります。
<投稿イメージ例>
・文言の語尾に口癖をいれて統一する。
・絵文字などを入れてキャラクターの雰囲気を文章に表す
・キャラクターのファンへのコメント対応(交流)
など

※参考企業アカウント:Twitterの公式キャラクター・マスコット

森永製菓

@morinaga_angel
商品紹介はもちろん、Web掲載の4コマ漫画を紹介投稿、口調は「森永エンジェル」ちゃんなのでカワイイ感じで統一。

スーモ

@suumo
不動産情報大手のsuumoのキャラクターアカウント。サービス情報は掲載せずに、キャラクター画像と、日々体験談を投稿している。キャラクターの認知に注力しているアカウント。

ローソン

@akiko_lawson
SNS運用では有名なローソン、ローソンクルーのあきこちゃん。販売商品が多いため常に商品紹介情報ではあるが、顔文字などを挿入するなど投稿内容はキャラクター設定を踏襲している。

キャラクター設定:複数型

1登場人物だけの投稿ではなく、シリーズ投稿のような読みものコンテンツを定期的に投稿することで、投稿のマンネリ化をしないように対策する方法もあります。

<投稿イメージ例>
・投稿内容で広報の人 & シリーズ投稿(読み物)
・メインマスコット(キャラクター)& 広報担当者からの投稿

※参考企業アカウント:Twitter公式アカウント

JAPAN AIRLINES

@JAL_Official_jp
SNS担当者「ももえり」さんが「中の人」として投稿しつつ、別途、JALからのサービス情報としてツアー情報や、パイロット関連の投稿、また工場見学の報告などを投稿している。
語りべが1名である必要はないと学べるアカウント。

まとめ:SNS運用は長期戦

拡散スピードを期待し、SNSアカウントをスタートする企業が多いですが、
オリジナル投稿以外に、SNS投稿のトレンド(#ハッシュタグ)に対応、コメント返信対応、SNS広告を計画するなど、運用工数は明らかに多いことがSNS運用担当者が驚く点だと思います。
ファンとの関係強化を目指すのであれば、SNS運用は長期戦となります。

まず防ぐべきは、SNS(ソーシャルメディア)での企業アカウントを、ただの「お知らせ掲示板」にしSNSユーザーには響かない状態になってしまうことです。

>>SNS運用代行についてはこちら

※関連記事
>>前回のブログ参考:Facebookのコメント返信でファンとの距離を縮めよう!