国内の月間アクティブユーザー数は3,300万(2019年6月発表)となり、日本国内では本家のFacebookを超える普及となりました。また、SNSで高評価を得る写真を指して「映える(ばえる)」というキーワードが、ただの流行を超え常用されるようになり、トレンドの体験共有ができるSNSとして成長し続けています。
広告を配信するのに際し、実際のユーザー層はどうなのか、また広告の種類など、SNS運用担当者としては確認したいことが多くあります。

そこで今回は、Instagram広告のシリーズブログ第1弾として、広告の種類とビジネスアカウントの事例を紹介いたします。

<目次>
・Instagramの国内利用者の多様化
・Instagram広告掲載場所
    — (1)フィード(タイムライン)
    — (2)ストーリーズ
・コールトゥアクションボタン(CTA)の設定と種類
・Instagramm広告は6種類
    — 写真広告
    — 動画広告
    — カルーセル広告
    — ストーリー広告
    — コレクション広告
    — インスタントエクスペリエンス広告
・広告の#ハッシュタグについて
・FacebookアカウントからInstagram広告を運用できる
・まとめ:商材とアカウントイメージにあった投稿スタイルを選択する

 

Instagramの国内利用者の多様化

利用者層については、Instagramのユーザーは10代~20代の女性の利用がメインでしたが、この数年で利用者層も変化を見せ、女性57% 男性43%と男女利用率が、ほぼ均等になり利用者の多様化が進んだようです。
さらには年齢層にも変化があり、以前は10代~20代がメインユーザーでしたが、10代~40代までと世代も幅広く増加ししたようです。

Instagram Business 6月20日ブログ記事「Instagramで新しいターゲット層を開拓するには」より

>>参考:Instagram Business 6月20日より
Instagramで新しいターゲット層を開拓するには

国内におけるユーザー層の多様化を踏まえ、Instagram広告の出稿はさらに潜在顧客へのリーチを広げるものとなったことになります。

アディッシュのSNS運用代行サービスではInstagram広告のみスポットでのご提案もござます。
ぜひ下記SNS運用サービス紹介ページもご覧ください。
SNS運用代行サービスについてはこちら

 

Instagram広告掲載場所

(1)フィード(タイムライン)

自身のアカウントのホーム画面となる基本的な画面で、自分がフォローしているアカウントが投稿した画像や動画がどんどん表示されます。 一般ユーザーがチェックするタイムラインに自然なかたちで掲出されるので、
「広告」とは表示されますが、ターゲット設定がフィットしていれば違和感がなくタイムライン上に表示されます。

※スマホ:フィード画面イメージ
イメージ画像:Instagramフィード

(2)ストーリーズ

Snapchat(スナップチャット)のように24時間で投稿が消え、フルスクリーンで表示され静止画や動画を組み合わせて投稿できる機能です。また、ハイライト機能を利用すると保存ができ自身のプロフィール画面でアーカイブとして掲載が可能です。

※スマホ:ストーリーズ画面イメージ
参考:Instagram for Business (インスタグラム社、公式アカウント)

Instagramスマホ画面イメージ:ストーリズの場所と画面遷移

国内ユーザーのストーリーズ利用率がアップ!

日本のアクティブユーザーの70%がストーリーズを利用し、さらにストーリーズの投稿数は2年で20倍と急増しているため、広告掲出場所としてプランに加えてもいい利用レベルとなっています。

Instagram Business 6月20日ブログ記事「Instagramで新しいターゲット層を開拓するには」より

>>参考:Instagram Business 6月20日より
Instagramで新しいターゲット層を開拓するには

 

コールトゥアクションボタン(CTA)の設定と種類

InstagramのCTAボタンもFacebookのものとほぼ同じで下記の項目で広告に設定可能です。

ユーザービリティの観点からも、閲覧した一般ユーザーの注意を引くことにもなりますし、 Instagramの投稿から誘導したいWebサイトへのリンクが設定してあることで、スマホ上での移動はスムーズになります。広告を配信するのであれば、貴社デジタルコンテンツからの離脱を防ぐためにも利用したい機能です。

・詳しくはこちら
・リンクを開く
・予約する
・お問い合わせ
・ダウンロード
・インストールする
・購入する
・登録する
・申し込む
・他の動画を視聴
・アプリを利用
・ゲームをプレイ 
・音楽を聴く
・ビデオを見る
・道順を表示
・上映時間を表示

上記のとおり多くのCTAボタンがあるため、SNS運用担当者は、広告にフィットした項目を選択する必要があります。
筆者がよく見る広告では、「詳しくはこちら」、「インストールする」です。

>>参考:Instagram広告イメージ「詳しくはこちら」
Google(グーグル社インスタグラム公式アカウント)

スマホ画面遷移イメージ:コールトゥアクションボタン(CTA)「詳しくはこちら」の例

 

Instagramm広告は6種類 

通常の投稿(オーガニック投稿)の投稿とあまり変わらないため、Instagramの基本的な投稿方法を確認する上でも、ぜひ参考にして下さい。

>>参考:Instagram Business 広告

●写真広告

Instagram投稿の基本的なスタイルとなります。画像(静止画)を横型または正方形のフォーマットのどちらか選び配信できます。 広告用に特別なクリエイティブを準備することが難しい場合などの、スタートアップでお勧めです。

>>参考:
Zojirushi(象印マホービン公式アカウント)
静止画1枚ですが、クリエイティブ内に、キャンペーンであること、#ハッシュタグの提示もされていて情報が明確な広告です。

Instagramスマホ画面イメージ:写真広告

●動画広告

Instagramで人気の動画投稿での広告スタイルになります。
最長60秒の動画を、横型または正方形のフォーマットで配信できます。動画のためシームレスに商材やサービスのアピールができます。

>>参考:
Penguin’s Isle Official(ゲームアプリ、ペンギンの島公式アカウント)
ペンギンの動きが可愛いらしく、ゲームのプレイが想像できるような世界観を伝える動画広告で、CTAボタンは「インストール」でAppストアへリンクされていました。

Instagramスマホ画面イメージ:動画広告

●カルーセル広告

1投稿につき画像(静止画)や動画を複数並べ、スワイプすることで、どんどん写真や動画を表示できるためユーザーにはコンテンツとしてイベント感もある投稿スタイルです。商材のイメージや詳細を多く伝えることが出来ます。

>>参考:
SHIBUYA SKY (渋谷スクランブルスクエア展望台 公式アカウント)
2019年11月オープンした渋谷スクランブルスクエアの展望台「SHIBUYA SKY」の公式アカウントです。画像(静止画)をカルーセルスタイルで投稿した広告です。展望台のイメージが湧くよう順番が設定され、CTAボタンではチケット販売Webサイトへリンクされています。

Instagramスマホ画面イメージ:カルーセル広告

●ストーリー広告

ストーリーズの利用も伸び、ユーザーからの人気もある投稿方法を広告でも利用できます。
フォローしている好きなアカウントを閲覧している流れで、フルスクリーン表示のまま自然に挿入されるようになっており、画像(静止画)・動画でブランドアピールをすることができます。

動画の長さは3秒~60秒で、画像(静止画)・動画の最大10点投稿が可能です。
最大時間・最大画像数を利用することで、ユーザーに煙たがられる傾向もあるので、内容の調整は必要とされます。
※注意点:画像(静止画)・動画共にフルスクリーン対応の9:16のため、作成依頼時にはサイズの確認をお勧めします。

>>参考:
クラブツーリズム(クラブツーリズム 公式アカウント)
クラブツーリズムのフォトコンテストについての、ストーリーズ広告です。
公式#ハッシュタグや、応募のステップが短時間で印象付く造りになっています。「詳しくはこちら」をタップするとWebサイトへリンクされています。

Instagramスマホ画面イメージ:ストーリズ広告

●コレクション広告

2018年7月に正式に全広告主で利用可能になったダイナミック広告スタイルです。
1つの広告投稿に、複数の商品、サービスの訴求(ショッピング機能の設定)など、動画を利用すると動くカタログのような広告となります。 掲載情報が多くなりますが、Instagramのインターフェイスではユーザーに負荷の無い広告となります。

設定の詳細は省略いたしますが、
画像(静止画)、動画の正方形(1:1)、フル横型/横長(16:9)で、スライドショーに対応していますが、縦長のアスペクト比には対応していないようです。
さらにタップ後に表示されるカタログ(キャンバス)機能は、Facebookの製品カタログが利用可能ではありますが、クリエイティブの準備と商品カタログの準備が必要となるため、スケジュールの調整がSNS担当者には必要です。

>>参考:
Gap Japan(GAPジャパン、公式アカウント)
環境保護の観点からアップリサイクルされた商品の紹介動画で、クリスマスプレゼントの世界観を伝えつつ、下部エリアに商品が掲載され、広告でありながらコンテンツとして見ていても面白く、詳細が知りたくなりタップするとECサイトへリンクされています。

Instagramスマホ画面イメージ:コレクション広告

>>参考:Instagram for Business
Instagramでコレクション広告

●インスタントエクスペリエンス(旧名称: キャンバス)

FacebookインスタントエクスペリエンスをInstagramでも利用できるようになった広告スタイルです。画像(静止画)や動画を駆使して、タップするとフルスクリーンになるため、ストーリーズの様に表示され、かなり動きのあるダイナミックコンテンツ広告です。

※筆者のInstagramには、まだ表示されたことがありません。 閲覧したら改めてご報告いたします。

>>参考:Facebook Business
Facebookインスタントエクスペリエンス

 

広告の#ハッシュタグについて

リンク先への誘導が目的の場合

CTAボタンを利用している場合は、そのリンク先への誘導が目的ですので、#ハッシュタグの効能は期待せずに、広告をリンク先への誘導コンテンツとして位置づけて運用しましょう。

知らせたい#公式ハッシュタグがある

通常アカウントで使い認知度の高い#ハッシュタグがある場合は、キャプション(投稿文)やクリエイティブに加えましょう。また、広く認知されたい#ハッシュタグがある場合も同様です。

キャンペーンで必須の#ハッシュタグがある

キャンペーンや、イベントを知らせるための広告であれば、参加条件となる必須#ハッシュタグは、キャンペーンを紹介するWebページがあるとしても、キャプション(投稿文)やクリエイティブに加えることをお勧めします。

 

FacebookアカウントからInstagram広告を運用できる

InstagramはFacebookの傘下であるため、Facebookページ(Facebookの企業アカウント)がある場合は、改めてInstagram公式アカウントが無くても広告運用が可能です。
Facebook広告マネージャーという管理画面がありますので、そちらで広告アカウントを作成できます。

>>参考:Facebook Business
Instagram広告 :Instagramでブランドを構築

Instagramにアカウント開設なしの場合

・Facebookページのプロフィール画像とアカウント名が表示される。
・一般ユーザーは、その広告へコメントが出来ない。

>>参考:SATORI(Facebookページ、公式アカウント)
SATORI
@satori.incorporated

Instagramスマホ画面イメージ: Facebookページアカウントからの広告の場合(Instagramアカウント無しの場合)

 

まとめ:商材とアカウントイメージにあった投稿スタイルを選択する

今回はInstagramユーザー層の多様化と、それに伴う広告の利用を踏まえ、広告スタイルや、ビジネスカウントの事例をご紹介しました。

年々、機能拡張を続けているInstagramでは、広告についても同様で一般ユーザーを楽しませる広告投稿が出来るようになって来ています。
SNS担当者にとって基本的な情報となる、掲載場所と広告スタイルについて今回のブログでは事例と併せてご紹介しました。参考にしていただければと思います。

まずは、

1)掲載場所を選ぶ

・フィード(タイムライン)
・ストーリーズ

2)フィードを選択した場合

・どの広告スタイルでスタートするかを選択
・クリエイティブの準備

3)ストーリーズを選択した場合

・クリエイティブの準備はフルスクリーン表示なので特に注意して作成

次回は、Instagram広告のターゲットの種類などご紹介いたします。

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