各企業のSNS公式アカウントでは、毎年11月頃になると年末年始に向けて注力したいサービスについての発信が増えていきます。特にクリスマスが近づくと、SNSを利用したクリスマスキャンペーンを実施する企業が多く見受けられます。

ここ数年では、各企業のキャンペーンの形も多様化しており、様々なキャンペーン施策が実施されています。本記事では、2019年度の企業のキャンペーン事例から各企業のキャンペーンの特徴を見ていきたいと思います。

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Twitterキャンペーン支援サービス

Twitterキャンペーンを実施するにあたり、どのようなキャンペーンスタイルがあるのか、また何をしたらいいのか、ご不明点があると思います。
弊社でご提案している基本的なTwitter上で展開できるキャンペーンスタイルの一部と、キャペーン事務局における業務内容をご紹介しております。

<目次>
・なぜSNSキャンペーンが必要なのか?若者のテレビ離れ
・2019年クリスマスSNSキャンペーン事例
 ・Twitterキャンペーン
   製菓系
   旅行系
 ・Instagramキャンペーン
   ホテル系
・まとめ:SNSキャンペーンを立案する際は、目的に応じた企画とSNSの選択を!

 

なぜSNSキャンペーンが必要なのか?若者のテレビ離れ

マスメディア離れと比例して成長したSNSユーザー
総務省の情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査によると、テレビ(リアルタイム)視聴時間は、年代が若くなるごとに減少傾向にある反面、ネット利用時間は増加傾向にあります。特に休日の10代のネット利用時間は、全年代の約2倍近くにも上ります。

そこで、これらの層の若者にサービスを訴求するには、これまでのテレビCMなどのマス広告ではリーチが届きづらいため、若者が利用しているSNSでイベントを実施して、認知を広めていく必要があります。

※参考:総務省 令和元年度(2019年度)
「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(9月13日掲載)P.6
参考データグラフイメージ:総務省 令和元年度(2019年度)「平成30年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」(9月13日掲載)P.6

よって、SNSでのキャンペーンは有効な手段であるということが言えます。2019年度も様々な企業のSNSアカウントでクリスマスキャンペーンが実施されていましたので、今後の参考に事例を見ていきましょう。

 

2019年SNSクリスマスキャンペーン事例

Twitterキャンペーン

製菓系

フォロー&リツイートキャンペーン

>>参考:不二家【公式】
@fujiya_jp
実施期間:2019/11/25~2019/12/2
不二家のブランド公式アカウントです。応募方法は、不二家の公式アカウント(@fujiya_jp)をフォローし、該当のツイートをリツイートするシンプルなフォローアンドリツイートキャンペーンです。
プレゼントの「2020年ペコポコカレンダー」「2000円分の不二家のお菓子の詰め合わせ」に対して、「ペコポコカレンダーすっごく可愛い!!」「詰め合わせも何が入ってるんだろう」などの好意的な声が多数寄せられており、ファンにとっては、非常に興味の惹かれるキャンペーンであったようです。

また、キャンペーンのツイートに自らの公式アカウントから「今年のクリスマスは #不二家 のケーキで」とリプライすることで、クリスマスケーキの購入と、ユーザーがツイートする際のハッシュタグの記載を促すという工夫も見受けられました。

参考イメージ:不二家【公式】

 

フォロー&リツイートキャンペーン

>>参考:森永製菓
@morinaga_angel
実施期間:2019/11/26~2019/12/8

森永製菓のブランド公式アカウントです。クリスマスに楽しめる「お菓子の手作りキット」が「子どもと楽しみたい」「夢のお菓子の家を作れるなんて」とファミリー層に人気を生んでいました。

応募方法を森永製菓の公式Twitterアカウントをフォローを含めるなど、ややハードルを上げることで、単なるフォロワー増加を目的としているのではなく、森永製菓のコアなファンにプレゼントを届けることを目的としている様子が伺えます。
参考イメージ:森永製菓

 

Instagramキャンペーン

旅行系

フォロー&リツイートキャンペーン

>>参考:HISロンドン
@his_london
実施期間:2019/11/25~2019/12/3

HISのロンドン支店のブランド公式アカウントです。「抽選2名にクリスマスプレゼントが当たる」と当選者をかなり限定しているキャンペーンですが、プレゼントの詳細を秘密にしていることが、ユーザーの興味を引き、「クリスマスプレゼントなんだろ」などプレゼントの中身が気になり応募した参加者が多数見受けられました。
また、タイムラインで流れてしまいがちなツイートをピンツイートしていたのもユーザーの目に留まる施策として効果的であったと考えられます。
参考イメージ:HISロンドン

ホテル系

フォローアンドハッシュタグ投稿キャンペーン

>>参考:ロイヤルパークホテル / Royal Park Hotel
royalparkhotel.tokyo
実施期間:2019/11/11~2019/12/25

ロイヤルパークホテルブランド公式アカウントです。応募方法は、公式アカウントのフォロー、ホテルのロビーの専用フォトブースで撮影した写真を指定のタグ(@royalparkhotel.tokyo #royalparkhoteltokyo #365日願いが叶うホテル)を付けて投稿することでロイヤルパークホテルの宿泊やレストラン招待券が当たります。

ホテル内に撮影したくなるようなブースを設け、また、そのブースで撮影された写真でキャンペーンに参加できるため、キャンペーンタイプのUGC施策としても参考になります。Instagramの特徴を活かしたUGCキャンペーンは、ホテルの空間が伝わりやすいく、さらにホテルについて拡散にも繋がります。

参加条件にハッシュタグ投稿や、現地ての写真撮影が必要なため、参加ハードルは上がりますが、このキャンペーンに参加できるのは、基本的にホテルの利用者のみであるため、既存ファンへの感謝を込めたプレゼントでリピーター増加を狙った企画であったと考えられます。
参考イメージ:ロイヤルパークホテル

 

まとめ:SNSキャンペーンを立案する際は、目的に応じた企画とSNSの選択を!

各企業のSNSキャンペーンを紐解くと、ターゲットを絞り、既存ファンに向けて参加資格のハードルを上げた内容で、キャンペーンの実施工夫が見受けられました。SNSキャンペーンで届けたい内容・ターゲットを明確にし、その時々に適したSNSを選択し、企画することが今後SNSキャンペーンに取り組む上では今後重要であると考えられます。

 

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