【 最終更新日:2020年07月07日 / 投稿日:2019年06月25日 】

スマホの普及と併せて、多くのゲームアプリがリリースされ有名タイトル「パズドラ」や「モンスト」などが大ヒットして4、5年が経過しています。スマホゲームアプリのユーザーは、自分が好きなタイプのゲームを更に探求し新しいゲームに乗り換えてプレイするため、ユーザーだけでなくゲームの種類も多様化が進んでいます。
多様化する中、多くのゲームユーザーに興味を持ってもらい、かつファンとして長く利用してもらうために、運営側がSNSをどのように活かして行くべきかをご紹介できればと思います。

< 目次 >
・アプリゲームが増えゲームのコモディティ化は進んでいる
・カスタマーサポートとは別にコミュニティを欲するゲームユーザー
 └Webサイト→コアファン(伝えたい・教えたい)
 └Twitter→ライトファン(様子を見たい・知りたい)
・ゲームファンはTwitterに集まりやすい
・コアなファン(常客)がライトユーザーをけん引する
・Twitter公式アカウントによるコミュニティ構築のポイント
・まとめ:ゲームのコミュニティをTwitter運用で構築しませんか?!

 

アプリゲームが増えゲームのコモディティ化は進んでいる

「コモディティ化」とは、ある分野の商品が一般化され広まったことを指し、より広まったことで価値が下がり、ブランド力に大差がなくなると言われています。

参考:
コトバンク 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
「コモディティ化」

ゲーム開発の現場の方々からすると、リリースしたゲームに誇りを持っているであろうし、ブランド力に大差がなくなるとは全くもって理解しがたいと思います。

しかしながら、2017年の国内ゲームアプリ市場規模は1兆580億円となり、市場規模が大きくなる状況下で、例えば「ポケモンGO」や「ツムツム」などのように、ゲームに興味がなかった層でもプレイしやすいゲームが登場しました。スマホの普及はゲームアプリの裾野を広げ、より新しい層への開発が進み、「コモディティ化」も平行して進んでいると言っても過言ではない状況です。

参考:
『ファミ通ゲーム白書 2018』が発刊 国内ゲームアプリ市場は初の1兆円超え Switchの貢献で家庭用も盛況 世界のゲーム市場は2割増の10.89兆円に

スマホを片手に、一人でプレイするユーザーにとって、突然エラーが表示されたときの解決方法や、課金したのにツールが手に入らないなど、多くの思いを共有し確認したい場合に、助けを求めるタイミングがあります。
その際に、運営側が何をすると付加価値を付けることができるのか、またファン化に導けるのかを確認したいと思います。

 

カスタマーサポートとは別にコミュニティを欲するゲームユーザー

ゲームユーザーには情報や感動の共有ができる「コミュニティ」が必要になります。

Webサイト→コアファン(伝えたい・教えたい)

Webサイトのゲーム情報プラットフォームで、ゲームの最新情報を閲覧したり、投稿したりする方も多いのではないでしょうか。 コアファンによるゲームの紹介や、問題点、攻略方法は、もはや制作側のメンバーではないかと思うほどの熱量です。
掲示板やクチコミ投稿ができるWebサイトで必要とされるユーザー登録に、労をいとわずコアなファンは進んで登録する傾向にありますが、ライトユーザーは腰が引ける場合も少なくありません。

>>事例:GameWith
https://gamewith.jp/
ゲーム情報のプラットフォームです。とても分かりやすくゲーム情報を提供しています。
人気のあるスマホゲームのコミュニティもあり、ユーザー登録することでコミュニティに参加も可能で、ゲームの感想など投稿できます。
画像:GameWithのWebサイトイメージ

Twitter→ライトファン(様子を見たい・知りたい)

SNSの中でもゲームユーザーはTwitterの利用が頻度が高いようです。 Twitter社のTwitterマーケティングWebサイトで公開している昨年2019年3月公開のデータによると、Twitterを利用していない方のゲームアプリ利用率は42%ですが、Twitterユーザーのゲームアプリ利用率は66%と非常に高い割合だということです。
また、Twitterユーザーのほうがゲームアプリ利用時間が長く、さらには利用しているゲームアプリ個数も多いという結果が出ています。

>>参考:Twitterマーケティング
Twitterにはゲーム好きが集まる
画像:Twitter社_Twitterマーケティング_Twitter利用者は活発にゲームアプリを使用している。

また、日本でTwitterユーザーが多いゲームアプリは、
Fate/Grand Orderde(フェイト・グランドオーダー) で、ゲームユーザーの9割はTwitterを利用しているそうです。さらにゲームユーザー数1200万人を突破した「バンドリ! ガールズバンドパーティ!」ではゲームユーザーの88%がTwitterを利用しているそうです。
画像:Twitter利用者率の高いゲームアプリベスト5

>>参考:【公式】Fate/Grand Order(フェイト・グランドオーダー)
@fgoproject
投稿にはメンテナンス情報、記念イベント情報はもちろんですが、Tipsツイートが定期的に発信されており、初級ユーザーにはありがたいゲームプレイに役立つ豆知識となるコンテンツが紹介されています。
画像:Fate/Grand Order(フェイト・グランドオーダー)公式Twitter画像

Twitterが好まれるわけ

・匿名性
・タイムリーな情報把握ツール
・#ハッシュタグで共通情報の検索が簡単

ゲームはプライベートで楽しみたいものなので、匿名でアカウントを得ることができ、最新情報とトレンドを確認できるため、Twitterはゲームユーザーに親和性が高いSNSとなっています。

また#ハッシュタグをゲーム公式アカウントが指定している場合は、他ユーザーの投稿も検索しやすいので、Twitter上に仲間の存在を感じることもでき、ゲームユーザーの高揚感と共有感を支えるものとなっています。

 

コアなファン(常客)がライトユーザーをけん引する

基本的に攻略本が無いゲームアプリでは、まず最初に問題解決のため情報を得ようとTwitterやWebサイトを検索します。いよいよ分からない状況になってカスタマーサポートにメールを出すわけです。

筆者の経験ではありますが、検索した情報の中で同じようなこと経験したコアファンのやり取り(ツイート)を参考に、設定の調整が必要だという不具合情報に辿り着いた時には、安堵した覚えがあります。ビギナーとしては、ありがたかったことを思い出します。

コアファンからのコメントが、コミュニティとして成長させる

ゲームが盛り上がるほど、Twitterの公式アカウントにゲームユーザーからコメントが投稿されます。 有名ゲームのTwitterアカウントの中には、多くのファンの声が掲載される掲示板化されているものを多く見かけます。それらの投稿は豊富なコンテンツなりコミュニティとして成長させて行きます。

コアファンからのコメント投稿例

・自分が達成した際のスクリーンショット画像
・ゲームへの分かりづらい点についてのご意見
・プレイ中の不具合を報告
・ゲームのキャラクターのイラスト画を投稿
・開発者への感謝や応援
など。

>>参考:モンスターストライク公式(モンスト)
@monst_mixi
ガチャ開催の告知投稿には多くゲームプライヤーからのコメントが付き、コアファンから開発チームへ機能追加のお願いツイートや、ツッコミツイートなど、ゲームユーザー同士の活きた掲示板となっています。
画像:モンスト公式Twitterアカウント

 

Twitter公式アカウントによるコミュニティ構築のポイント

ロードマップ策定時に公式アカウントの運用も加える

ゲーム配信の前から、ニコニコ動画やYouTubeでプレイ中の動画を配信するなど、イベントを企画すると思いますが、Twitter公式アカウントの開設もお勧めします。
配信までのカウントダウン投稿や、事前登録でガチャなどのプレゼントキャンペーンの告知など、Twitterにできることも多く、他メディアプランと同様に加えて欲しいところです。

公式アカウントの基本方針は「コミュニティのコンシェルジュ」

・公式アカウントのキャラクター(一人称)を決める!

ゲームのキャラクターが語るスタイルでの投稿や、運営側の社員が「中の人」として投稿することで、ただのお知らせ掲示板になることを避けることができます。

・公式情報はどうするか?

メンテナンスやイベント情報などの公式アナウンスのみを別アカウントで配信し、面白い情報のみを投稿するアカウントと切り分けて運用することも可能です。

・投稿プラン

他メディアでの動画配信情報の拡散、ゲームの制作現場からの声や、ゲームに紐づいた情報を定期的に投稿するなど、伝えたいことを計画し投稿カレンダーの準備が必要です。

・#ハッシュタグ

ゲームタイトルの全てをハッシュタグにすると長くなるため、キーワードとなるように短縮形にしたものを用意することも可能です。理解の早いゲームユーザーは、そのハッシュタグを取り入れて投稿しますし、そのハッシュタグをタップするだけで関連した投稿を検索することも簡単になります。

・ファンの投稿を逃さない(アクティブサポート)

前段で挙げたように、キャラクターのイラストをプロ並みに作成して投稿したり、ゲームのプレイ結果をスクリーンショットで投稿したり、ゲームのバグについて投稿したりと、ゲームファンはTwitter(SNS)やWeb系の掲示板・コミュニティに自身の思いを共有します。
これらのコアファンの投稿がTwitterで発見された場合に、公式アカウントからお礼や挨拶、もしくはリツイートや「いいね」でリアクションすることをお勧めします

>>事例:パズル&ドラゴンズ公式
@pad_sexy
#パズドラ
運営の広報担当者が語る公式アカウントです。
すでに「パスドラ」と略称で認知されているほどの人気のパズルRPGです。ゲーム内のモンスター獲得と、育成とダンジョンクリアがベースとなるゲームです。
ユーザー数が多いため1投稿につきリプライが多く、Twitter上で公式アカウントから全てにコミュニケーションは取れない状況のようですが、ファンの独り言や、厳しいご意見など投稿されていて、コミュニティが成り立っているアカウントとして見習いたい事例です。
画像:パズル&ドラゴンズ公式Twitterアカウント

 

まとめ:ゲームのコミュニティをTwitter運用で構築しませんか?!

多くのコアユーザーによる攻略法や、最新情報などの共有は投稿されただけでコンテンツとなり、それがコミュニティとして形成されるため、ライトユーザーが参考にしたり関心・認知を得るものとなります。

こういったコミュニティを、Twitterなどで気軽にリーチできるように用意することも運営側が他ゲームと差別化を図るためにも必要なマーケティングタスクだと思います

多くのスマホアプリゲームがTwitter公式アカウントを開設していますので、コミュニティを形成している事例を参考にして、ゲーム配信時のマーケティングプランの1つとして加えてみてはいかがでしょうか。

アディッシュでは、SNS運用をアカウント開設から運用プランの立案までサポートいたします。

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